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2012年10月号  page1  page2


「夏はキャンプ」
日本 木下理恵子

キャンプの一コマ(1) キャンプの一コマ(2)  もう九月も間近、でも厳しい残暑の日々が続いています。皆様お元気でお過ごしでしょうか。いつもお祈り、また特にキャンプのためのお祈りをどうもありがとうございました。
 日本ホーリネス教団の四年に一度の青年大会には、全国から多くの青年が集まりました。それぞれが主の前に様々な信仰の決断をし、帰っていきました。お祈り、どうもありがとうございました。個々の教会では、そんなに青年が多くない現実の中、一人一人が主の前に決心したことを実行していけるよう、お祈り下さると感謝です。
 フリーメソジスト中高生キャンプは、主が素晴らしく働いて下さいました。若いスタッフの方々がキャンパーよりも多いという、一人一人にとても行き届いたキャンプとなりました。以前このキャンプで救われ、受洗し、信仰が養われていった人たちが、今度はスタッフとして生き生きと奉仕しているのを見て、何と良いサイクルが出来ている事かと思いました。
キャンプの一コマ(3) キャンプの一コマ(4)  ホーリネスの方もそうでしたが、現代の中高生たちが色々な問題や苦しみと戦っているのを実感しました。主が一人一人のそうした事情をよくご存じで、それぞれにふさわしい業をなして下さいました。毎晩集会後、スタッフの人たちがキャンパー全員と一対一で寄り添い、話しを聞き、祈り合って下さいました。御聖霊が豊かに働いて下さり、キャンパーたちが心を開き、変えられていきました。「まるで新しく生まれ変わったみたいだ。日曜は部活で教会行けないけど、夕拝に出ようと思う。」最後の証し会では皆が神様と自分の事を話し、本当に正直な証が続きました。幾人かの受洗決意、また何人かの信仰をはっきり持った人、多くの再決心、一人の献身と、一人一人が主に応答していました。こんなに主が働かれるキャンプでご奉仕させて頂けたのは何と言う恵みだろうと、私も感動と感謝でいっぱいです。皆様のお祈り、心からどうもありがとうございました。このキャンプに参加した一人一人が主につながり続け、豊かに実を結んでいけるよう、主の喜びを更に知っていけるようお祈り下さると感謝です。
 先月のニュースレターでお祈りをお願いした肺がんのヨウさん、主を受け入れました。ハレルヤ。「主を信じ、心が落ち着いた。心配しなくていいと分かった」と。祈りのたびに、人知を超える主の平安を体験しています。お祈り本当にありがとうございました。癒しが与えられ、受洗が出来るようお祈り下さると感謝です。

【祈りの課題】
1.肺がんのヨウさんが主を信じ、主の平安を体験している事を感謝。お祈り感謝。ヨウさんが最も良い時に、最も良い形で洗礼を受けられるように。ご家族に反対されず、ご家族にも救いが及ぶように。
2.フリーメソジスト中高生キャンプでの主のお働きに感謝。主に応答した一人一人が、それを実行し、主につながり続け、豊かに実を結んでいけるよう、主の喜びをさらに知っていけるように。若いスタッフの人たちも、主にあってさらに元気に成長し、用いられるように。


「キリスト者の集い@オランダ」
日本 ディアスポラ伝道 横山好江

第29回ヨーロッパ・キリスト者の集い 田辺師(フランクフルト日本語教会牧師)、トレボ師、ピヒカラ師、芳賀あき師(順にイギリス、フィンランド、日本から参加)  第二九回ヨーロッパ・キリスト者の集いが八月二〜五日とオランダで行なわれ、一日のプレ大会から夫と共に参加しました。一七か国から二三八名が集められ(今回は日本に加えてアジアの国やイスラエルからも参加)「あなたがたは地の塩、世の光」のテーマのもと、ヨーロッパ各地で主の宣教を担い進めておられる器方を通して、私達の主が教えて下さった山上の説教から語られ、御言葉の奉仕を通して一同が主から豊かな糧をいただきました。
 この「集い」は賛美がまた素晴らしいです。ヨーロッパで音楽を学ばれた専門家が複数おられます。賛美ミニストリーを続けておられる工藤篤子さんが、オランダとドイツの讃美歌を調べ上げて下さり、選りすぐられた数曲を準備して下さいました。工藤さんがよく祈って賛美チームを、そして会衆をリードして下さっているのがわかりました。今年はユーオーディア・アンサンブルが日本から来て下さって、ミニ・コンサートも行なわれ心も魂も喜びました。「集い」で賛美した「良き力に」というボンヘッファー作詞の一節をお分かちし、皆さまの祈りへの感謝を表わしたいと思います。「良き力にわれ囲まれ、守り慰められて、世の悩みともに分かち、新しい日を臨もう。良き力に守られつつ、来るべきときを待とう。夜も朝もいつも神はわれらと共にいます。」
CS小学科の4人のお友達(基生師がメッセージを1回しました) ユーオーディア・アンサンブルによるミニ・コンサート
【祈りの課題】
1.10月8〜19日と、ディスポラ伝道部リーダー訓練会と会議がニュージーランドで行なわれます。後半の会議では主の御心をよく聴き、心を合わせて主に従えるように。
2.10月14日聖日、オークランドの教会で説教奉仕します。主の導きと助けがありますように。


「宣教と文法と祈り(一)」
北タイ・ミェン族 有澤達朗、たまみ

バンドゥーラ長老教会の前で  「有澤さんは何のために留学してるの? ミェン族はどうなったの?」とのご質問があると思います。一言でお答えしますと、ミェン語聖書普及のためです。 もう少し詳しく、三つの言葉で言うこともできます。この学びをすると(一)ミェン語の文法書ができます、(二)ミェン語読み書き教育が盛んになり、(三)ミェン語聖書を読む人、教える人が増えます。ミェン語聖書は五〇年かかって二〇〇八年に新旧約聖書の全てが完成しました。でもミェン文字が読めなければ、訳さなかったと同じこと。
 「オーストラリアのどこで学んでいるのですか?」というご質問に対しては、メルボルンにあるラトローブ大学の言語多様性研究所というところです。
 「そこで何をしているの?」 はい、ミェン語の文法を書いています。上記の(一)をしているわけですが、それが(二)と(三)の土台となります。
 六月末に研究所に到着し七月からすぐに始めたかったのですが、生活と研究環境が整い、こちらの習慣に慣れるまで二ヵ月以上かかりました。けれども良い教会に落ち着くことができ、研究所のクリスチャンの仲間の祈りに励まされ、徐々に本質的なミェン語の内部へ入ろうとしています。最終的には神様の栄光が現れるような文法を書くことができるようにお祈りください。(達朗)
 研究所内での祈り会は、四人用研究室での祈り会がやりにくくなり、八月から研究所の向かいの宿舎、我家へ移動して来た。研究員のほとんどが独身寮か大学外から通っているが、私達のように家族で研究所宿舎に住んでいれば祈りの場として便利だ。
 歓迎会や壮行会で一品持ち寄り、となるとなぜか嬉しくなる私であるが、ここに来て初めて料理の壁にぶち当たった。第三期のチェンマイ、第四期のメーチャンでは経験しなかったこと。理由は様々で、小麦のものが食べることができない人、お肉がまったくだめな人、魚がだめな人、豚肉を食べない人、白米がだめな人がいる。それで水曜お昼の研究所キリスト者祈祷会に出す一品にも工夫が必要だ。新しい挑戦だが結構楽しんでいる。
 さて、主人が教えていたチェンライの大学の卒業生でミェン族のクリスチャン女性が、シドニーから最近メルボルンの近くに引っ越してきた。こちらで商売をしているミェン族の知り合いのところにお世話になっていて、タイ料理店で働いているとの連絡が入った。「安全な所だから心配しないでくださいね」との電話だった。メルボルンのあるヴィクトリア州にミェン族がいた。アリサワの行く所にミェン族アリ、のようだ。(二〇一〇年七月号の写真をご参照ください)(たまみ)

【祈りの課題】
1.2012年1月号でお祈りをお願いした、懲戒処分中の牧師夫婦は、10月に謹慎期間が解けます。有澤師から彼らの指導を引き継いで、赦しと回復の宣言と聖餐式を執り行うウワンクワン牧師のためお祈りください。夫婦が真の謙遜を身につけて牧会と伝道の働きを再開できますように。教会が喜びで満たされますように。
2.2012年1月号で祈っていただいたハーバート・パーネル師編纂の『ミェン語―英語辞書』(約800頁、見出し語数33,600)が10月にタイとアメリカで出版されます。タイのミェン族で英語を解する人たちが購入し、聖書と共に使用するようにお祈りください。


「ニュー・ホライゾンズの働き(三)」
シンガポール 佐味湖幸

あるシンガポール教会の青年宣教集会で話しました  私の働きは、新しくOMFに申し込んでくる人たちのお世話だけではありません。すでに宣教地で働いているニューホライゾンズからの働き人のメンバーケアもその一つです。
 働き人が宣教地にいる間は、そのお世話は基本的に宣教地のOMF側の責任ですが、私は派遣側として、働き人たちがよく土地に馴染んで働きを進められているか、母国の教会や家族とのことで心配事はないか、経済的なサポートは十分になされているか、一時帰国の準備は出来ているか、一時帰国中の教会訪問のことや健康保険のこと、引退後のための年金の積み立てはちゃんとなされているかなど、様々な事柄の相談にのったり、それぞれの母国の関係者と連絡を取ったりして、働き人たちが不必要な心配事を抱えて現地での宣教の働きに支障が出ないようにサポートします。
 ある宣教師はまだ一期目で現地語の学びの最中です。母国からの経済的サポートに波があり、数か月途絶える時もあり、その事が大きなストレスとなっていました。十分な支援がなくなれば、帰国しなければならない事態になりかねません。このような時、母国にOMF事務所があれば話は速いのですが、彼の場合は他の宣教団体が派遣団体となってOMFに送り出している状態ですから、この宣教団体と連絡を取る必要もあります。しかしこの件については、本人が心配するほどの悪い状態ではないことがわかりました。一期目の宣教師は何事に関しても不安になりがちです。「大丈夫だよ。心配せずに学びに集中してね」と励ましました。
 南アフリカ共和国からの働き人の中には、すでに宣教地から引退している人もいます。彼らの健康や経済的な状況、母国での働きのことなどを尋ねて励ますことも私の役割です。ある人は一時帰国中の子供の教育のことで不安があります。その国に住む他の働き人と連絡を取って、学校のシステムについて助言してくれるようお願いをしました。
 OMFはこのように各メンバーへのケアを大切にしています。しかし、それぞれの国の状況がほとんどわからない中でこのような働きをすることは、本当に大変なことです。上からの特別な知恵が与えられるようにお祈りください。

【祈りの課題】
1.10月3日、アジア異文化宣教学院で異文化の中でのチーム作り、パートナーシップについて授業をします。良い準備と訓練生との交わりのために。
2.ニューホライゾンズのメンバーケアのために。宣教師たちが安心して働くために適切なケアができるように。そのために知恵が与えられるように。

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