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2013年10月号  page1  page2


「神の宣教に期待する」
一時帰国中 今村裕三、ひとみ

牧師インターン訓練をした近江福音自由教会にて。成長した子どもたちに驚いて!  「教会学校でハドソン・テーラーのお話を聞いて宣教をすることがとても大変だという事が分かりました。私も友達に神様の事を伝えるので、今村先生もがんばって下さい。お祈りしてます!」ある教会の子供たちが手渡してくれた色紙の内容です。「最近の日本の子供は…」と否定的な言葉を聞くことが多いのですが、なんのその、ちゃんと次の世代は育っていると嬉しく思いました。
 確かに高齢化が進むことで心配することもあります。カンボジア教会の将来について、私も危機感を感じています。「お金の心配ばかりして、こんな牧師で大丈夫か?」「コロコロ教会を変わる人が多い。この教会の将来は大丈夫か?」等々。
 心配なことを考え、対策を取ることは大切なことです。しかし心配し過ぎ、嘆いてばかりではいけないと教えられています。何故ならこの世の仕事と違い、救われる人の心の扉を開くことができるのは、また神様に仕える決心を与えられるのは、神様だけが出来る業なのですから。
 カンボジアでは日本にいた時よりも行き詰まることが多かったです。もう何をしていいかも分からず「途方に暮れる」という言葉の意味が身に染みました。そんな時、日本の多くの方々に祈っていただき、神様によって物事が変えられていくことを経験しました。
 私も弱く、カンボジアのクリスチャンの一挙手一投足に気持ちが左右されやすいです。今の日本の教会についても神様だけに希望を置き、祈り続けたいと思います。(ひとみ)
小さいけど、たくましい祈りの戦士  暑い七月と八月でした。なんだかカンボジアに居るようでした。日本に五年ぶりに戻って何か変わったことがありますか?とよく質問を受けます。まずクールビズ(特に男性)が進んでいることに気付きます。私は今では古い人間になったようで、暑い時期に電車に乗っても多くの場合、車両の中で唯一のネクタイ姿です。教役者の集まりに出席しても、ノーネクタイの教役者が増えました。礼拝でもクールビズの名の下でノーネクタイ、柄シャツで司会や説教をする教会が増えたようです。また、実際に見かけるクールビズの服装、どの方も同じに見え、なにか見えないルールがあるみたいです。ある意味、明治時代からの教会文化が変わったのかもしれませんが、どんな理由で変わっているのか気になります。たった五年間での変化を思うときに、私たちはどうしてネクタイをしていたのかを考えて礼拝をしていたのだろうかと思っています。カンボジアでもネクタイ着用する教会もありますが、まだ少数です。ネクタイ一つですが、礼拝に臨む服装をどのように考えるかということに、礼拝に対する考え(神学)が現されるように思います。(裕三)

【祈りの課題】
1.10月は東北地方と関東地方の巡回です。宣教報告が用いられ、世界宣教のために祈り手が起こされますようにお祈り下さい。
2.カンボジア教会交友会の女性リーダーの集いのためにお祈りください。ひとみの不在の間、センウォン師とサンアー師が相談役になってくださっています。


「私が呼ぶとき、主は聞いてくださる」
日 本 西村信恵

新下関教会の皆様と  八月は猛暑続きの一ヶ月でした。皆様は夏をどのように過ごされましたでしょうか。私は二つの教会学校キャンプ、キッズフェスタに関わらせていただき、各教会や場所でも懐かしい方々、新しい方々と出会わせていただきました。
 子供キャンプでは成長した教会学校の子供たちが、イエス様を伝えたい家族・友人のために祈ることから始めていけるようにと準備がなされていました。このキャンプには毎年関わらせていただいていますが、一昨年、去年、今年と、年々主にあって成長している子供たちを見て励まされ、自分のお父さんやお友達に神様のことを伝えたい!と思っていること、最後は自分が伝えたい人たちのためにお互いに祈りあうこともでき、普段は小さい教会にいてなかなか会えない他の教会のお友達と会えて、励みになるときだったのではないかと思います。小学二年生の女の子もみんなの前で、学校帰りにお友達のために神様にお祈りをして、祈りが聞かれた証しをしてくれました。小さな魂も神様にしっかり覚えられて神様に結び付けられているのを見るのは喜びです。
ぶどうの樹キリスト教会キッズフェスタにて  お盆の期間は実家に親戚の方々が大勢集まり、祖父母、また、父の召天記念会をしました。いとこのひとりがご主人のために、私たちの祖父母からひ孫までの家系図を写真つきで作っていました。それを眺めつつ、私の父・母から始まり、その多くが今は神様の子供とされている祝福を思い、「主イエスを信じなさい。そうすればあなたもあなたの家族も救われます。」との御言葉の確かさを思わされました。神様の御業はすばらしいです。
 関わった二つの子供キャンプ・キッズフェスタ、どちらも「私が呼ぶとき、主は聞いてくださる。」詩篇四・三の御言葉でしたが、しかり。私たちが呼ぶとき主は聞いてくださるのです。これからもその経験をしていきたいと思わされています。
夏のキャンプにて  市川に戻ってから、エジプトに日本語教師として行っておられた姉妹にお会いしました。マレーシアでも日本語教師として働かれたことのある方です。エジプトの人々がいかに熱心にイスラム信仰を守り、善行をつんでいるかをお話しされました。
 聖書の「このように、あなたがたの光を人々の前で輝かせ、人々があなたがたの良い行ないを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようにしなさい。」(マタイ五・一六)とありますが、この言葉を私たちクリスチャンがどれだけ実行できているのかを考えさせられます。しかし、いかに信仰熱心、善行をつんでも真の神様を見出していなければまたむなしいものです。その地でも神様を知らない多くの魂がいることを知らされ、そのために主に祈り求めることをチャレンジされました。

【祈りの課題】
1.10月4日、北九州信徒聖書学校で「神の宣教・私の役割」と題しての授業をします。準備の上に主の助けがあり、またその講演が祝され用いられますように。
2.10月31日から11月3日まで、アジア・フロンティア・ミッション・カンファレンスがマニラであり、日本から15名近くが参加予定です。菅家総主事と西村師が同行します。この大会が守られ祝福され、日本からの参加者一人一人が神様からチャレンジを受けて帰るようにお祈りください。


「主の召しに答える人々」
日 本 菅家庄一郎、容子

JECA四国地域ファミリーキャンプにて  今年の夏は記録的猛暑日が続きました。皆様、夏の疲れが出ておられないでしょうか。このニュースがお手元に届く頃には、さわやかな秋が到来していることと思います。皆様のお祈り、捧げ物を心から感謝申し上げます。
 先日のNHKのニュースでは、時代の変化に伴い日本人のお墓も様変わりしてきた様子が報道されていました。最近のお墓の購入の決め手は「安近短」、お墓を守ってくれる親族もいないので、費用を抑え管理もお任せ、ということらしいです。ボタン一つでエスカレーターで現れるお墓を見て、長女が思わず一声「入りたくな〜い!」家族の絆が崩れ、経済と効率が人生の最後でさえも最優先される世情に考えさせられ、天に宝を積む人生の素晴らしさを思いました。
 八月は意味深い来訪客が続きました。エジプトで日本語を教えておられたT姉妹、政情を鑑み帰国されましたが、イスラムの友人たちの熱心で敬虔な信仰生活から多くのチャレンジを受けられたそうです。ことに印象的だったのは、イスラム教信仰が人々の生活のすみずみにまで入り込み、まさにライフスタイルそのものになっている、ということと、共同体の繋がりの強さです。私たち、日本のクリスチャン、教会はどうかと考えさせられました。アジアでの福音宣教を考える時、この全生活的信仰とキリストの体としての共同体の形成は鍵なのではないでしょうか。
 また、自分のいのちを神様の栄光のために使い切りたい、と希望と喜びに満ちて語って下さった兄妹との出会いもありました。クリスチャンホーム育ちの兄妹でも、神様がその魂を捕えてくださる方法は一人一人本当にユニークです。失われた魂への重荷、宣教への情熱が神様から与えられています。お兄さんご一家、妹さんとその婚約者、それぞれ宣教の働きへ遣わされるため、祈りつつ備えておられます。神様はご自身の働きのため人を選び、訓練し、導かれるお方であると改めて示されました。これらの兄姉たちの今後を主がねんごろにお導き下さいますようにお祈りください。(容子)
 八月はJECA四国区域ファミリーキャンプで奉仕させていただきました。今に至るまで忠実に多くの宣教師のため祈り、経済的に支援して下さっている諸教会の牧師や信徒の方々に感謝しました。私はイザヤ書からの説教、そして世界宣教の必要について語らせて頂きましたが、四国というなかなか救霊の実を見ることができない地域で、何十年も牧会を続けておられる先生方の証をこちらの方こそ聞かせていただきたいという思いでした。
 そのキャンプで特に励まされたことは、若い牧師から年配の牧師まで仲良く交わりつつ励まし合っている様子でした。ある牧師は四国八十八箇所巡りに参加し、この地の霊的闇を実感し、神学校を卒業してすぐこの地に赴き伝道、牧会を始めています。まだ二十代前半の若さです!
 また、東日本大震災後の支援のために訪問団を十五回も送っておられます。ある方は「いのちの続く限りこの奉仕を続けます」と仰っておられました。また、北朝鮮のための祈りの課題を送ってください、と言ってくださる先生、定年になったらカンボジアへ短期宣教師として行きたいという姉妹もおられました。
 イエスキリストの十字架の贖いによって救われた者が、あらゆる点において神の栄光が現されていくために犠牲を払って労していく信仰が伝わってきて主の御名を崇めました。国内宣教のためにも、国外宣教のためにも、主の召しに答えて献身する若者がますます起こされますようにと祈りつつ。(庄一郎)

【祈りの課題】
1.9月に持たれたOMF日本委員会、およびOMF国際会議で決議された事柄が実行に移されていきますように。団体として時代の変化に合わせつつ、さらに御国の前進のために主がOMFを用いてくださいますように。
2.将来宣教師になることを考えているI兄ご一家、I兄の妹さんとゆっくり交わる時が与えられました。主の導きが明らかになりますように。

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