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2012年8月号  page1  page2


「『きらきら』しているのは?」
日本 西村信恵

京都復興教会OMF祈祷会  いつもお祈りくださってありがとうございます。六月後半は関西方面を巡回いたしました。福岡を出発した日が台風の日、コンタクトを取っていた方々とのやりとりもうまくいかないまま、どんな方々と出会うのかと思っておりましたら、神様はたくさんの思いがけない、また、予定していなかった方々との出会いを準備しておられました。
 「私はここでOMF祈祷会の始まった時から、いつも楽しみに出席させていただいております。」と言ってくださった壮年の方、「神様からお声がかかったらすぐにでも行きたいです。」と語った青年達、具体的に宣教への一歩を踏み出そうとしている女性、「将来宣教師になりたいと思っているのです。」と伝えてくれた大学生になろうとしている学生さん、神様から特別な層の方々への伝道の召しを受けて大阪に出てこられた方、これからいよいよ宣教地へと向かおうとされている方、自宅でOMF祈祷会を将来始めたいと思っているのです、とおっしゃったご夫婦、そう語る彼らのその眼はきらきらと輝いていました。神様はこんなに大勢の方々の人生の中に働いて導いておられることを知って嬉しくなりました。
昭和聖書教会OMF祈祷会  OMF祈祷会にも三か所お邪魔させていただきましたが、祈りの中で宣教師と共に歩んでくださっているこの方々を頼もしく思い、また、参加した私も祈りの中からとても励まされ、祈りにおいて宣教に参加することの祝福を改めて思わされました。祈り終わった後、皆の顔もまたきらきら輝いていました。「きらきら」のもとはやはり、神様と共に歩む、神様と共に働く、ことでした。
 予定外の予定がたくさん入ってしまった巡回でしたが、体調も守られて、一つ一つの出会いも集会も祝福されました。今回コンタクトを取った方々が、神様の導きの中歩むことができますように、私自身知恵が与えられ、どのようにこれからの働きを進めていくのか、神様の御心をなしていくことができるようにお祈りください。感謝して。
門戸聖書教会OMF祈祷会
【祈りの課題】
1.8月の一つ一つの奉仕が守られますように。
2.九州の地でOMF祈祷会が始められますように。


「『心』をこめて育てる」
日本 菅家庄一郎、容子

 懐かしい人から連絡がありました。カンボジアで宣教師として働いていた時に、同僚のメアリー・ハーグ師から紹介された当時プノンペン大学の学生だったP君でした。なかなか忙しくて会えなかったのですが、ついに先日、教会での奉仕の後、スターバックスで会うことができました。
 プノンペンにNGOのスタッフとして働いていた日本人の女性と結婚して、今は義理の両親と共に埼玉県に住んでいて、コンピューター関係の専門学校へ通っています。久しぶりにカンボジア語で会話をしていろいろな事に気がつきました。
 彼は言います。「どうして日本の若い人たちは年老いた自分の両親の面倒を見ようとしないのか。」「日本人は注意するとキレる人が多く、そのまま人間関係も悪くなってしまう。」など。外国人の目にはどのように日本人が映るのか聞くと教えられます。
 また、言葉の点でも気がついたことがありました。日本語では内臓の「心臓」と思いを表す「心」という言葉が別々に使われていますが、カンボジア語では「心臓」(ベッドン)という言葉が「心」という意味でも使われることに気が付きました。考えてみれば英語でも、心臓も心も同じハートという言葉を用いることにも気が付きました。(心臓発作は英語ではハートアタック。好きな人に告白するという意味ではありません。)
 異なる言語での交わりは本当にいろいろな発見があり楽しいです。時間の許す限り、日本にいるカンボジア人達と知り合い福音を伝えたいと新たに思いました。(庄一郎)
 今年日本委員会に加わってくださった柳沢美登里師は、長年バングラディシュで、またアジア各地で奉仕された。六月の板橋祈祷会に参加し、モンゴルでの忘れがたい経験を分かち合ってくださった。レストランで偶然出会った青年が、自分からクリスチャンと名のり、ビジョンを語ってくれたというのだ。「某国からの宣教師は現地の人にリーダーシップを渡さない。自分はビジネスをして経済的サポートをし、牧師を育て、自立した教会を建てあげたい。現地のリーダーシップが育たない宣教の働きはおかしい。」
 「良きリーダーは後継者をのこす、悪いリーダーは銅像をのこす。」と聞いたことがある。神様との関係を育てる以上に、むしろ人とのつながりに終始しやすい弱さが私たち日本人にはあるのではないか。その人が神様との関係を確立する助けとは、どのようなことなのか考えさせられる。
 カンボジアに行ってまだ間がないころ、久しぶりに再会した当時の総主事、牧野先生との会話で心に残っていることがある。「このところ手紙をあまり書けず申し訳なく思っています。けれどずっと祈っていました。祈ることのほうが大事だと思いますから。」実は、牧野先生は心のこもった励ましと洞察に満ちたお手紙を度々くださった。どんなにそれらに励まされ、折にかなった助けを得たことだろう。しかし、それにも勝って祈りによって支えられ、育てられてきたと思う。
 先に紹介したモンゴルの青年と出会って美登里さんは驚き、モンゴルのような開かれたばかりの国で、神様がこのような自立した信仰者を育てておられる様を見て感動し、謙遜にさせられたという。人を育てる、美登里さんのテーマだそうだ。それは神様のテーマでもある。私たちをイエス様に似た者として成長させる。御国を受け継がせるために。なんと素晴らしい天の父を私たちはもっているのだろうか。イエス様はなんと素晴らしい師であることか。主ひとりほめられたまえ。(容子)

【祈りの課題】
1.ミャンマーでの働きを祈り準備しているB師に、ミャンマーチームからの受け入れ許可がおりました。これからの具体的な準備が祝され、ふさわしい時にミャンマーへ入国できますように。
2.カンボジア人P君が霊的な事柄に興味をもつようになりますように。時間を割いて、P君に神様を伝えることができますように。


「身近に外国人はいますか?」
日本 木下理恵子

 先日、久しぶりにある教会で在日外国人伝道の話をさせて頂きました。
 周りに中国人やインド人、フィリピン人、ネパール人等の外国人がおられるという方々が少なからずいらっしゃいました。礼拝後、何人かの方が声をかけて下さいました。「あの外国人たちがいる事はずっと知っていたが、自分があの人たちに伝道できるとは考えたことはなかった。」「まず挨拶から始めればいいんだとわかって良かった。」「なぜか英語を学びたいと言う気持ちがとても強くあった。舅が外国人にアパートを貸している。自分も通訳とかで手伝っていた。前に外国人たちに日本語を教えていたこともある。在日外国人の伝道を神様がする様に仰っている様な気がする、祈ってもらえないか。」等々。私もとても励まされました。
 現在の日本にはいろいろな外国人が住んでいます。その数は以前よりずっと多いのですが、一か所に集まっているのではなく、日本全国に散っています。在日中国系アジア人伝道をしていても、それを感じていました。在日外国人伝道は私の様な一人の人だけがするものでなく、その外国人の傍にいるクリスチャンが伝道していくもの、日本中のクリスチャンがみんなで、身近にいる外国人に伝道していくものだと強く思わされています。今回の様にそれに気づき、そのビジョンを共有して下さる兄弟姉妹にお会いし、とても嬉しかったです。
 更に多くのクリスチャンが、自分の傍にいる外国人に伝道しようという思いを持ち、実行して下さる様、そしてその外国人が救われていくのを見る喜びを体験できるようお祈り下さい。どうやって身近な外国人に伝道すればいいのか知りたいと言う方や教会がおられましたら、是非お声をおかけください。お話しに伺わせて頂きます。御祷援を感謝しつつ。

【祈りの課題】
1.身近に外国人がいるクリスチャン達が、自分がその人に伝道できる事を知り、伝道していけるように。日本中のクリスチャンがみんなで、周りの外国人に伝道していけるように。
2.8月22〜25日まで、フリーメソジスト中高生キャンプで5回のメッセージがあります。多くの中高生が集い、御聖霊が働かれるキャンプとなるように。


「リーダー訓練会@国際本部」
日本 ディアスポラ伝道 横山好江

国際本部にて佐味師と  六月二五〜二九日と、シンガポールのOMF国際本部で行なわれたリーダー訓練会に出席しました。派遣国や宣教国の代表という役割を担っている(或いはこれから担う)リーダー達を対象とした訓練会です。二〇〇六年、日本委員会総主事代行の任に就く直前に、夫婦でこのコースに招かれたのですが、都合がつかず参加できませんでした。今回、夫は既にOMFを辞し、私がディアスポラ伝道部のリーダー的立場にあるということで招かれました。新進気鋭のリーダー達、総主事の奉仕を長年担って来られたリーダー達に囲まれて、この数年、主が自らの上に成して下さった事々を思い、感謝を捧げました。本当に、主のみが成しうる事だという思いがしています。
 訓練会や会議では、いつも最初にディボーションがあります。今回も国際本部のディレクター達が御言葉から、それぞれの持ち味で語って下さいました。ダビデ王がどんなに主の栄光を中心に据えていたか、ゴリアテとの戦いから始まり、特に神の箱に関する一連の出来事を中心に説かれました。OMFが掲げる全体指針にも「神の栄光のため」とあります。さらにそのことに励むようにとのお勧めに深く頷きながら、自らの働きにおいて神の栄光を中心に据えていきたい、自分自身の内実においてもと祈らされました。
 OMFが目指している「それぞれの文化に根ざした聖書的教会増殖運動」を、各自の持ち場立場でどのように具体的に進めていくか。自分が責任を与えられたチームと、主が喜ばれるようにこの働きを進めていくにはどうしたらいいか。OMFの働きが進められている東アジア各国で、主が建てておられる教会およびリーダー達と、どのように協力関係を築いていくか。日頃の働きでそれぞれが考えていることを語り合いながら、さらに主の御心を教えられる時となりました。
 宣教の現場で、OMF宣教師は多国籍チームで奉仕しています。宣教地の文化を理解し、それに相応しい働きを進める、それに加えて多国籍チームで奉仕する知恵と工夫が必要であり、それぞれが主から教えられながらやっています。この課題に関しても多岐に渡った、また深い示唆が与えられました。教えられたことを持ち帰って生かし、さらに次につなげていきたいと願っています。お祈りに感謝しつつ。

【祈りの課題】
1.7/31〜8/4と、「ヨーロッパ・キリスト者の集い」(オランダにて)に夫婦で参加しています。参加者に与えられた恵みを、それぞれの持ち場立場に持ち帰って分かち合えますように(特に、ヨーロッパ各地の教会や集会)。
2.全国帰国者大会ANRC12(11/22〜25ヤマハリゾートつま恋にて)の準備(プログラム、奉仕者、参加者)のためにお祈りください。御国建設のため、宣教のためにこの大会が用いられますように。

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