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2010年2月号  page1  page2


「ロッブリーのクリスマス」
タイ 坂本朋子

クリスマス伝道集会にて。寸劇を披露するユースハウスのメンバー 皆様こんにちは。祈りに支えられ、主の恵みにより日々の歩みが守られ、こちらに来て一カ月以上が経ちました。日本の寒いクリスマスが恋しい中、ロッブリーで熱いクリスマスを過ごしましたが、暑いのは気温だけではなく、ロッブリーの諸教会とクリスチャンが福音伝道に燃えた熱いクリスマスでもありました。
ユースハウス(学生伝道のグループ)が中心となって行われた地域の小中学校でのクリスマス集会に参加する機会が与えられ、微力ながらもお手伝いさせていただきました。普段は仏教色が強い公立の学校でこのようなイベントができたのは、以前この地域で働いていた宣教師が英語クラスを通して地域の学校とネットワークを作ってくれたからだそうです。これらの集会の中で、福音が明確に子供たちに伝えられたことを主に感謝しています。福音を聞いた若い魂が、真の救い主に出会うことができますようにお祈りください。
地域の小学校でのクリスマス集会にて1 クリスマスイブの夜、突然聞こえてきたクリスマスキャロルで目が覚めて、一体だれが歌っているのだろうと外を見ると、これまたユースハウスの若者たち!街のあちこちでキャロリングをしていました。
翌日の二十五日はロッブリーの中心にある野外ステージで、ロッブリーの諸教会合同によるクリスマス伝道集会が行われました。ロッブリーでこのように諸教会が協力して特別集会を行うのは初めての試みだとのことです。知事が集会の冒頭であいさつするなど県としてもこの集会を認めてくれたことは、福音伝道の大きな一歩だと思います。私たちの家の隣に住むトイおばさんと孫のシンシアや、同じ村落に住む方も何人かこの集会に来てくれました。ちょうどこの集会に、トイおばさんの実家のある村の教会の牧師が来ていたので、お互いを紹介できたことも神様の導きと信じています。またユースハウスのメンバーや各教会の若者がこの集会において、それぞれの賜物を用いて福音を伝える姿を見て、主がこれからもこの若いリーダーたちを育て、彼らがタイの教会の将来を担っていけるようにと祈りました。
地域の小学校でのクリスマス集会にて2 タイに来てまだまもない時期ですが、このように恵みに満ち、心励まされるクリスマスをこの地で過ごせたことを感謝しています。今年も皆様にとって素晴らしい一年となりますようにタイからお祈りしています。

【祈りの課題】
1. 一月末に最初のタイ語のチェックを受ける予定です(各モジュール毎にチェックを受け、認められれば次のモジュールを受講します)。日頃からよく学び、積み重ねたものを十分に用いることができますようにお祈りください。
2. ロッブリーだけでなく、タイのあらゆる地域において本当のクリスマスの意味が多くのタイ人に伝えられたことを感謝します。福音を聞いた一人一人の心に聖霊が働きかけてくださるように。またタイの諸教会が福音のために今後も連携していくことができるようにお祈りください。


「主が共におられる生活の幸福」
日本 木下理恵子

「日本に来てまだ二ヶ月。まさかこうやってみんなでワイワイ大晦日を過ごせると思わなかったので、すごく嬉しい。」「半年間だけの訪問研究員。日本に来て三ヶ月。どこにも行く所が無かったので、今日こうやってここに来られてとても感謝。」等等、大晦日は二十数人の中国人たちと一緒に過ごす事が出来ました。
異国に住んでいて一番寂しい時の一つが、大晦日。特に独身者や母子家庭の人たちは、自分たちだけで年を越すことに何ともいえない寂しさを感じています。とは言ってもどこに行ける訳でもなく、皆が一緒に過ごせる場所を探すだけでも大変です。ずっと大晦日、何とか皆で過ごせないかと祈り、話し合っていた中、主は思いもかけない道を開いて下さいました。うちの集会に来ている姉妹のいとこが最近洗礼を受けたばかりでした。その方が私たちの事を聞き、すぐに自分の中華料理屋を使ってもいいと言って下さいました。クリスマス集会の講師の集会の人たちと、うちの集会の人たち合同でした。
あったかい鍋を囲みながら、皆のおしゃべりと笑いが弾ける中、一人一人の大晦日の気持ちをご存知で、こうした場を準備して下さった主のご愛を思いました。しかも半数近くは求道者でした。この新しい年、主の愛をいっぱい体験して、み言葉を聞き、主を信じて欲しいと祈らされます。またご自分も家族がありながら、奉仕を始めたら不思議と環境も整えれら、素晴らしい働きをして下さった姉妹方に、生きた愛の奉仕を見、教えられた事です。皆様のお祈りもどうもありがとうございました。
この大晦日の集会には来られませんでしたが、千葉県では姉妹方が皆で集り、十二時まで一緒に賛美したり聖書を読んだりして時を過ごしたそうです。その方が手紙を下さいました。「前回お会いし一緒に聖書を読みお祈りしてから、私は今毎日聖書を読み、祈っています。心の中でいつも神様にお祈りし、毎日いつも主に感謝しています。私の心はどんどん変わってきています。どんな事でも、何をする時でも、まずお祈りします。そうしたら毎日、とても順調です。神様が共におられる生活を送れるのは本当に幸福です。」
神様が共におられる生活。そうした生活を送れる幸福。この一年もその幸いを知り、体験し続けるものでありたい、またそうした人たちが更に起こされて欲しいです。そのために引き続きお祈り頂けると感謝です。皆様の上にもその幸いをお祈りします。お祈り、心より感謝しつつ。

【祈りの課題】
1. 最近幾人かの新しい中国人とのコンタクトが与えられています。こうした方々が中国語集会に来て下さる様に。救われる人が起こされるように。
2. クリスチャン向けの弟子訓練コースを始めます。受けたい人たちが皆参加できるように。続けられるように。私にも知恵、力が与えられ良き訓練ができように。主の弟子が作られて行くように。


「ニュージランドの日本人伝道」
日本 ディアスポラ伝道 横山好江

クリスマス・レディズ・ランチョン(オークランドにて) 二〇一〇年も皆様のお祈りに支えられ、歩みを進めておりますことを感謝いたします。
先月号の続きでニュージランド(以降NZと省略)の報告をさせていただきます。クライストチャーチ日本人教会の渋沢先生ご夫妻に、クライストチャーチでの日本人伝道の様子を見せていただきました。ワーキングホリデイ・ビザでNZに来る若い人が多く、その中から救われ受洗に与る魂が続けて起こされています。交換留学の高校生として来て、少し前に受洗したという兄弟との交わりも感謝でした。「在外邦人伝道の全体像と使命」「帰国者準備」「帰国後のネットワーク」等について、黒田摂さんと私でセミナーを行なったところ、活発なディスカッションとなり、先生方や兄弟姉妹の熱心さに大変励まされました。この地では、韓国人やNZ人と一緒に行なう外国人伝道が豊かに進められています。その一つである、毎週定例の食事付英語の交わり(実際は伝道集会)でも奉仕させていただいたところ、「イエス様を信じる決意をしました」と皆の前で語り始めた青年が! クリスチャン家庭に一年近く滞在し、祈られていた二四才の兄弟。救われたばかりの輝く笑顔に感激しました。渋沢先生ご夫妻や、教会の柱となる方々がおっしゃるには、この教会はこのような若い人達に洗礼を授けては日本に送り出しているとのこと。羨ましいと思えるような状況なのですが、定住・定着という点では淋しさを覚えることもあるようです。「日本の教会がしっかり受けとめるようにします」と語りながら、個々の教会に、主が与えておられる使命をしっかりと果たさせていただきたいと願ったことでした。
NZの南島にあるクライストチャーチから、一二月三日に北島のオークランドに移動。ペイン夫妻に迎えられ、OMF事務所を訪ねたり美しいオークランドを見せていただきながら、ペイン夫妻が関わっておられる、オークランドそしてNZ全体の日本人伝道の様子を伺うことができました。オークランドでは、地元教会が日本人伝道を展開しているケースが複数あります。その一つ、タバナクル・バプテスト教会で、日本人伝道の奉仕をしておられる姉妹のお世話により、オークランドでもセミナーを行ないました。この教会、もう一つの教会、そしてオークランド日本人教会の有志にペイン夫人が呼びかけて、クリスマス・レディズ・ランチョンを行ない(オークランドでは初めてとのこと)、祈られていた未信の方々もたくさん来られ、私の話も皆さん大変よく聞いて下さり、「またやりたい」という思いにされたようです。ペイン夫妻が豊かに用いられている様子に御名を崇めました。益々用いられるようにと祈りながらNZをあとにしました。

【祈りの課題】
1. 3月19〜22日と行なわれる、帰国者全国大会(All Nations ReturneesConference, 略してANRC) の準備のために(本大会は20日から)。昨年は全国各地や海外から約600名集められました。今回の準備委員、実行委員、奉仕者、参加者のためにお祈り下さい。
2. 3月15〜26日と、OMF国際ディアスポラ伝道部の会議・訓練会が、市川のOMFセンターにて行なわれます。横山好江が準備の責任を担います。2008年12月ドイツ、2009年5月アメリカ、同年11月オーストラリアでの会議・訓練会に続く第4回の準備が御心にそって進められますように。


「一年目コース」
カンボジア 小川文子

学生伝道のクリスマス会 皆様、いかがお過ごしでしょうか。私はお祈りに支えられ元気です。長距離バスにも慣れ少しずつ行動範囲が広がっているこの頃です。学びの一環で、諸地域の訪問が組み込まれているためです。行ってみてわかることもあり、実際住んでいると近すぎて見えないこともあるということを感じています。カンボジアの実態を掴むのは意外に難しいですね。
ケリー師の送別会にて祈る学生たち 今回は私の属する「フェーズ一(一年目チーム)」について書きたいと思います。十一月に新しく三家族と一シングルがやって来て、私はすでに最新メンバーではなくなってしまいました…。産休中の一組を含むと大人十五、子供七名が、語学と共にカンボジアの理解を深める大事な一年目を奮闘中です。リーダーのルイーズが母のように励ましてくれ、共に祈り、月一学びもします。よい仲間とプログラムに感謝です。語学は一日六時間(二時間半の授業、自習、実践)。私の場合は朝チームセンターで先生と一対一の授業、図書室で自習、午後家でおばさんと話し、夕方大学に行くといった感じです。その合間にいろいろな働きを覗いたりもしています。人々とさらに関係を築き、なお学びを深めていけますように!お祈りを心から感謝しつつ。
フェーズ1の人々と
【祈りの課題】
1. 近所の人のためにお祈り頂いた直後に、近所の学生を一人、学生クリスマス会に招く事ができました。感謝します!なお導かれますように。今後も関わる方々にイエス様を伝えていけますように。
2. OMFカンボジアは長く政府公認の団体でしたが、今その立場が変わってしまうかもしれない瀬戸際にきています。政府との交渉の上に主が働いてくださるように。


「罪をおおう恵みの物語」
日本 菅家庄一郎、容子

お祈りをありがとうございます 堺大浜キリスト教会の元旦礼拝で、容子が「神の召し・家族の物語」というタイトルで説教をしました。アブラハムは、神様から子供を与えられるとの約束を聞いてから二十五年も待たなければなりませんでしたが、約束を信じ続けたアブラハムの信仰が義と認められました。
ヤコブは兄エサウをだまし自分もだまされ、二人の妻と二人の女奴隷・十二人の子供の不和に悩みます。また、ヨセフの生涯は、兄弟からの裏切り、投獄など苦しみを経て、むしろヤコブの家族そしてエジプト全体を飢饉から救い出す役割へと導かれて行きました。
神様の約束は決して変わらないのですが、それを実行するように召された人間たちの「醜い物語」を聖書は容赦なく描きます。しかし、神の恵みは大きく、正しいさばきと共に、それをはるかに上回る愛と恵みで彼らを導き、「神の恵みの物語」と変えてくださっていることがわかります。
それぞれの宣教地で、「神の恵みの物語」が語られ、実現していきますようにお祈りください。(庄一郎)
年末年始と実家、母教会に戻り、交わりの時が与えられました。親になって親の有難みが身にしみるように、宣教地から日本に戻り、母国から宣教師をサポートする働きに就き、長年支えてくださっている母教会、家族、支援者の方々の祈り、サポートへの感謝は深まるばかりです。
名古屋では、主任牧師が天に召されてから荒野の旅路の如く、試練の多い歩みでしたが、新しい希望の芽生えを感じさせられる礼拝に共に預かることができました。「この人を見よ」信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい、と励まされました。
大阪では、結婚以来初めてメッセージの奉仕をさせていただきました。この教会で育てられたことをかみ締め感謝と共に、子供たちにもこの信仰が継承されていくことを祈りつつ語りました。それぞれの母教会のために何をどのように祈っていったら良いか知らされて帰ることができました。皆様のお祈りを心から感謝しつつ。(容子)

【祈りの課題】
1. 西村信恵師は、しばらく日本で休養・治療に専念することになりました。完全ないやしのためお祈りください。
2. OMFの働きのため祈る人・グループが新たに起こされますように。

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