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2008年2月号  page1  page2


「2007年締め括りの祝福」
日本 木下理恵子

中華系の方々のクリスマス集会  在日中華系の方々のクリスマス集会のためのお祈りを、どうもありがとうございました。主の恵みをたくさん見せて頂きました。中華系の方は十二人、日本人も入れると二十五、六名の方がいらして下さいました。出席した人たちは求道者が大多数でした。しかも一緒に聖書研究をした人たちが誘って連れて来た人たちが何人もいました。また教会の方々のご家族や長年の友人で祈られていた方々もいらして下さいました。名前を挙げて祈っていた方々が一人また一人いらした時、本当に感謝でいっぱいでした。「求道者が与えられるように」と皆様に祈りのお願いをして、その答えがもう主から来始めた感じです。
中西雅裕牧師によるS姉妹の洗礼式  台湾からいらした林宣教師のクリスマスのメッセージもとてもわかりやすく、はっきりとしたものでした。また林宣教師の台湾の母教会からもクリスマスプレゼントを頂き、みんな喜んでいました。お互いには初めて会う人たちがほとんどでしたが、みんな良く打ち解けて、最後は「定期的に中国語の集会を持ったら」と言うアンケートには、みんな「来たい」と答えてくれました。教会の姉妹方も食事の準備など、前日から本当によく助けて下さいました。主と日本人の兄弟姉妹の愛がいっぱいに詰まった集会でした。本当にお祈りどうもありがとうございました。参加して下さった求道者の方々と更に連絡が取れ、救われる方が起こされるよう、どうぞお祈り下さい。
S姉妹の証し、木下通訳中  そして去年の締め括りは三十日に青島からいらした中国人姉妹の洗礼式でした。日本に来ていろいろな困難に出会う中、家の直ぐ近くに教会があり、言葉がわからない中も、もっと聖書を知りたいと言う思いで、勇気を持って教会に通い続けた方です。その教会の牧師夫妻や兄弟姉妹が彼女を愛し、助けて下さったその実です。洗礼を受ける前の晩、証の修正をしている彼女に「何をしているのか」と聞いてきた日本人のご主人に、自分の証を話したそうです。「良かった。良かった。」と言ってくれたととても喜んでいました。彼女の証「小さい頃は両親にすべて頼って生活してきた。でもこれからの人生はイエス様にすべてを委ね、主に私の人生の計画を立て管理して頂きたい」その証通りの生涯を姉妹が送れるよう御祈り下さると感謝です。
 皆様の御祈り、本当にどうもありがとうございました。

【祈りの課題】
1.在日中華系の方々のクリスマス集会の祝福を感謝。参加した求道者の方々と更に連絡を取り、救われる人が起こされるように。定期的に中国語の集会を始められるように。
2.青島からの中国人姉妹の受洗を感謝。彼女が主にあって成長し、最後まで主に従う生涯を送れる様に。日本人のご主人にも救いが及ぶように。


「シンガポール便り(6)」
シンガポール 菅家庄一郎、容子

シンガポール、オーチャード・ロードに掲げられたヨハネ3章17節の御言葉の前で  主にあって、現代は宣教に関わる者たちとっては、とてもエキサイティングな時代なのだということを感じています。西洋の教会から世界へという図式はもはや崩れ、全世界の教会から全世界へ宣教師が派遣されています。神学者と宣教学者が対話を深めていることも新しい現象です。かつては、神学というと聖書本文の解釈・研究やその歴史的発展という領域が中心で、神学がどのような文化的・社会的背景の影響を受けて発展してきたのかということが無視されがちでした。ところが、宣教師が、全くキリスト教の背景のない土地に福音を伝え、伝道し教会を建てていくときに、ただ、単に母国の神学書や聖書を翻訳し教えていくだけでは、福音が新しい土地に根ざしていかないことが明らかになってきました。神学者はキリスト教の教理の正確さを追求しますが、宣教学者は異教の文化背景をもつ人々にキリスト教信仰を理解してもらうにはどうしたらいいか考え、対立することがあります。しかし、よく考えてみると、イエスキリストが人となられたこと(受肉)は、この双方の視点が一つになっているわけです。真理は、読まれるだけでなく、見られ、触れられなければなりません。日本やカンボジアという土地に福音がしっかりと根ざすためにも、この二つの領域が対立するのではなく、相互理解を深めていくように祈らされます。(庄一郎)
みんなでチャパティを作りました!  シンガポールで初めて迎えるクリスマス。街は美しく贅沢なほどにライトアップされ、人と物に溢れていました。どこに行っても、「もっと買って!」といっているような商品の洪水。消費主義、経済第一主義の中、私達も、あれもこれも欲しい、もっともっとと、とどまることの無い欲望に駆り立てられ、目がくらまされてはいないでしょうか。いつのまにか自分の存在価値さえ、自分が持っているものによるかのようになってしまってはいないでしょうか。
 神から人への最大の賜物、救い主を身ごもったマリヤの心に溢れた賛歌が心に響きます。十五、六歳の乙女の唇から歌われたその歌の、なんと革命的なこと!政治も経済も、この世の価値観を全く変える歌。それは、神の国の到来の歌でした。
 この時代にあって、神の国に属するものとして生きることは、チャレンジです。この世に飲まれるのではなく、この世界を神からの賜物として見ることが大切です。
 十二月、祈りの答えとして与えられた芽生のお友達二人の家族をDTCにお招きし、芽生の誕生会を持ちました。DTCで与えられた友人がチャパティの作り方を教えてくれ、子供たちも一緒に楽しく作り、皆で頂きました。おいしくて、楽しかったこと!皆様のお祈りを、心から感謝しつつ。(容子)

【祈りの課題】
1.現在、菅家師夫妻が滞在している神学校(ディサイプルシップ・トレーニング・センター)では、校長になってくださる人材を祈り求めていますが、与えられていません。ふさわしい器が導かれるようにお祈りください。
2.菅家容子師が、子供たちを通して知り合った日本人の方々の間でよい証ができますように。


「恵み、大盛り5杯!」
北タイ・ミェン族 有澤達朗、たまみ

青年大会の礼拝を導く若手牧師三人(左)と神学生(右)  ご存知ですか?実は、ミェン語聖書は日本で印刷されているところです。三月か四月に完成する予定です。これはアメリカのミェン教会で売る版で、金縁の革表紙旧新約聖書は三十五ドルです。アジア向けの版は経費の安い所で印刷します。
 出版記念に、三月二十六日〜二十八日ミェン語聖書翻訳完成感謝奉献聖会が開かれます。私ともう一人の説教者の準備のためにお祈りください。「聖書を知りたいならミェン族に聞け」と言われるような民族になりたい。そんな決心をする聖会になるようにお祈りください。
 さて、七十人のミェン族がアメリカから来た十二月、どうなることかと思いました。が、数え切れない恵みを神様からいただきました。「第二回夫婦リトリート」では百組以上が研修を受けました。
 また、「ミェン宣教センターの奉献クリスマス礼拝」には約四百人が集まり、救い主の恵みを感謝しました。
 さらに、「第一回ワールドワイドミェン青年大会」では約三五〇人の青年が力いっぱい讃美を捧げ、主を礼拝し、聖書を学びました。(達朗)
 タマジャリック教会(サッチ教会)の教会学校は、教会員のフェイチャム姉が幼稚園児から小学校下級生を教えている。このように大人が教えるのはミェン族としては少し例外的だ。普通は、中学生が小学生を教え、高校生が中学生を教える。神学生が来ると高校生から小学低学年までまとめて教える。去年一年間神学生のサーンツィン兄が担当してくれた。
 このパターンは、私たちが第一期目にいたクンメーボン村や第二期目のルワムチット村でも同じだった。下級生たちが、奉仕している上級生たちを見て、自分もあの人のようになりたいと願う。子供たちにとって神学生は大好きなお兄さんお姉さん達だ。
 昨年末のミェン族青年大会でも同じパターンが見られた。先輩から後輩へと信仰の訓練が伝えられて行く。どうか教会学校の先輩たちが良い模範であり続けて欲しいと祈る。(たまみ)

【祈りの課題】
1.サッチ(タンマジャーリク)教会の子供、中学、高校生の信仰が成長するように。2月〜5月は神学校の休みで、神学生が教会実習に来ません。この期間の教会の子供たちの守りのためお祈りください。
2.3月26日〜28日に開かれるミェン語聖書翻訳完成感謝奉献聖会の奉仕の準備のためにお祈りください。2回の説教と2つのワークショップ(デボーションと聖書解釈学)を担当します。大学の講義とバランスをとりながら、十分な準備をすることができますように。ミェン族が聖書を愛する民族となるようにお祈りください。

『第一回ワールドワイド・ミェン青年大会』
アメリカの讃美チーム アメリカ育ちのミェン青年のため、伝統器具を披露 チェンマイミェン宣教教会の特別讃美 チェンマイミェン宣教教会青年会 バケツを叩いてサッカーの応援をする神学生たち ミェン語でラップ! ミェン族の餅つき器 ミェン族はお正月にお餅を食べます みんなミェン族です ワークショップ_ミェン族の歴史 ワークショップ_宣教 わたしクリスチャンになったばかり、嬉しくて友達を誘って参加 自由時間 主に向かって叫ぼう 主よ、わたしの人生を用いてください。 大会委員長、杖で青年を導く? 閉会式、キッチンスタッフに感謝のとき。タマジャリク教会からの奉仕者 牧師夫人や役員もキッチンスタッフとして奉仕 力いっぱい主を讃美


「神様のなさること」
日本 佐味湖幸

 神様は不思議なことをなさる方で、時に私たちには考えの及ばない素晴らしいことをなさいます。
 十一月母教会のある求道者のご主人が心臓発作で倒れ、心臓停止。三十分以上脳に酸素がいかなかったために、一時は大脳死を宣告されました。奥さんが受洗の決心をなさった矢先のことで教会は一つになって祈り、奥さんが祈りに支えられ、信仰にしっかりと立っておられる姿に一同励ましを受けていました。その後、ご主人は少し回復され、語りかけなど刺激に反応されるようになり、低酸素性脳障害と診断されました。クリスマスを直前にした十二月のある時、私は主の導きを信じて、病院へお見舞いに行くと、この方がなんと車椅子に座って、奥さんや先にお見舞いに来ていた教会の方々と歓談(?)しておられました。この姿を見ただけでも奇跡が起こったと思いましたが、その後、聖書を開き、みことばを説明し、熱心に身を乗り出して聴いていた彼に「イエス・キリストを信じますか?」と問うと、彼は「ハイ」と答え、頷かれました。その数日後、クリスマス礼拝のあった夜、再び病院へ伺い、奥様や数人の方とともに、この方を囲んでキャロルを歌い、みことばを読むときを持ちました。一曲目は足と首でリズムを取りながら、歌を聞いていらしたのに、みことばを読んだ後、三曲目のキャロルを歌い始めると、彼も声を出して一緒に歌いだしたのには、そこにいた者一同、ただただびっくり。「先日、XXさんはイエス様を信じて神様の子どもになりましたね」というと、大きく頷かれ、「イエス様が病気を治してくださると信じますか?」と問うと、「はい、信じます」とはっきり答えられました。お祈りの後には、「アーメン」と誰よりも先に、はっきりとした声で言われるのを聞いて、「確かにイエス様はここに来て下さった。本当のクリスマスだ」と本当に感激し、ただ神様のなさることは素晴らしいと感謝しました。さらに、この方の脳と体の機能が回復し、ご本人が希望しているように教会へ家族揃っていらっしゃることが出来るようにお祈りください。

【祈りの課題】
1.11月に心臓発作で倒れられたKさんは、奇跡的な回復をされ、イエス様を信じました。さらに、脳と体の機能が完全に回復して、教会へ家族揃って礼拝に来られる日が来るように。
2.1月の北タイ祈りの旅を感謝。3月には南フィリピン短期宣教プログラムに5人ほどの若者が参加する予定です。最終準備と、プログラムの守りと祝福のために。

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