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2007年6月号  page1  page2


「今は、心から感謝です」
日本 木下理恵子

中国人姉妹ご夫妻の洗礼式に教会の皆様と  去年も日本に帰国してから、桜を見て、若葉を見ていたのですが、心は台湾だったせいでしょうか。さほどの感動は覚えませんでした。そして暖冬とは言え、私には長い日本の冬を越し、少しずつ芽が出てつぼみ、花へと色が加わってくるのを見、そして桜の美しさを見ました。花吹雪の中を通る、台湾では体験できない自然の美しさでした。そうしている内に、いつの間にと不思議になる程、気がついたら、枯れ木の様だった木々が新緑に覆われているではありませんか。神様は日本をこんなに美しく造って下さったと創造主の御業と御愛を賛美しました。同時に体はそこにあっても、見ようとする気が無ければ人の目は、心はこんなにも見えないものかと思わされた事です。
 皆様のいつもの、そして長期にわたってのお祈りをどうもありがとうございます。いろいろな事を体験しながら、通りながら、少しずつ、そして確実に主から多くのものを教えて頂き、私自身も変えて頂き、今心から日本に帰ってきて良かったと言えます。今まで通り台湾にいて変わる事が無い私であったより、思い切って従って日本に帰ってきて、自分も変えられ良かったです。正に何物にも換えられない一年でした。主の御名を崇めます。そして皆様のお祈りとお励ましを本当にどうもありがとうございます。
シオン・キリスト教会青年修養会の可愛い青年たちと  今回は主からまたうれしい恵みも頂きました。巡回の時にお会いした日本人と結婚なさった中国人女性がご主人とご一緒に受洗なさいました。洗礼準備は手伝わせて頂きましたが、ほとんど労苦することなく、刈り取りの恵みに私も加えて頂きました。この方だけでなく、日本各地で日本人のクリスチャンや教会が既に身近におられる中国系の方々に関わり、伝道していて下さいます。本当に感謝です。こうした中華系の方々と出張聖書研究や受洗準備が今主から導かれている奉仕の様です。こうした在日の中華系の方々が日本の教会で愛され、キリストの体に繋がっていけるようお祈り下さると感謝です。
 ゴールデンウイークには台湾の宣教報告以外、初めての日本語で日本人対象のご奉仕もさせて頂きました。シオン・キリスト教会の青年修養会でした。一人ひとりそれぞれの戦いや葛藤のある中、こんなに主に愛され、一生懸命主に従っていこうとする姿に、なんていい青年たちだろうと、主が造られた彼らの素晴らしさを思いました。また青年たちを見て「可愛い」と思ってしまう年にもなってしまったようです。でもすっかり台湾化して日本人伝道はとても無理と足踏みしていた私に、日本人伝道も何とかなるかも知れないと思わせてくれた、背中を押してくれた可愛い青年たちでした。感謝。

【祈りの課題】
1.中国人女性と日本人ご主人の受洗を感謝。共に信仰も成長していけるように。教会の祝福ともなれるように。これから姉妹と定期的に中国語で聖書の学びをします。祝されるように。
2.日本の教会、クリスチャンが既に身近にいる中華系の方々に関わり伝道していて下さいます。そのお一人一人、各教会が更に主に用いられますように。木下師もこうした方々を中国語ではっきりと受洗までお導きできるように。弟子訓練できるように。


「祈りの答え、後継者たち」
カンボジア プノンペン 菅家庄一郎、容子

グーグリルメティス一家、菅家師のあと学生伝道チームをまとめます  祈り待ち望んでいたパサン師一家がカンボジアに到着しました。私たちの家の二階に住んでいます。パサン師一家は、インドネシアのペルカンタス(日本のKGKにあたる)という団体で五年間ほど大学生伝道をした後に、ある集会でカンボジアへの大学生伝道をするように導かれました。かつてはOMFを通して大学生伝道をする宣教師がいましたが、最近はほとんどいなくなりました。そんな中で、彼らが祈りの答えとしてカンボジアに与えられたことを心から主に感謝しています。インドネシア人として初めてOMFカンボジアで働くことになりますので、他の宣教師ともうまくコミュニケーションできるかどうかが大切になってきます。フィービーちゃんは三歳、マウパちゃんは一歳で、子供の教育のことも大きなチャレンジです。外側からみると、ほとんどカンボジア人と見分けがつかない彼らですが、カンボジア語の学びと文化理解はまだまだ始まったばかりです。このご一家が少しずつカンボジアに慣れていくことができるようにお祈りください。また、長期にわたって宣教活動をするためのよい基礎を最初の一年で造り上げることができるようにお祈りください。(庄一郎)
4月に到着したパサン師一家ー学生伝道をします  三月末に、祖母の昇天の知らせを受けました。実家から送られてきた告別式のテープを聞きながら、最後の十六年間は認知症になりながらも、神と人を信じ生き抜いた実り豊かな祖母の一生を覚え、感謝しました。オルガン奏楽をもって教会に仕えて来た祖母の告別式に、孫の一人が素晴らしい奏楽をしているのを聞きながら、主の恵みを深く覚えました。
 先日友人が下さった本にこのようなことが書かれていました。「神はモーセの約束の地に入りたい、という願いを退けられた。それは、彼の不従順のためであったが、同時に神の恵みでもあった。そうすればこそ、新しいリーダー、ヨシュアが起こされてきた。神はまた、モーセに強靭な体力と並外れた視力を与えられた。それでモーセはあの年でピスガの頂に登り、約束の地をはるかに見ることができた。神のご計画の成就は、時に私たちの一生をこえたものであるかも知れない。神こそが、私たち一人一人の人生の物語をとじて下さる方である。」
 私たちは、学生伝道の働きを引き継いでくれる人を祈ってきましたが、主はインドネシアからパサン一家を送ってくださいました。また、彼らが語学の学びをしている間、グーグリルメティス夫妻が学生伝道チームをまとめてくださることになりました。私が手伝っていた新エルサレム教会の日曜学校は、カンニャー姉妹が私の代わりに助けてくれることになりました。後継者を見ることができ、私たちの心は、大きな励ましと慰めを受けています。(容子)

【祈りの課題】
1.菅家師ご一家は7月よりシンガポールへ引越し、研修・学びの期間として約9ヶ月過ごす予定です。有意義なときとなりますように。
2.OMF学生伝道チームが愛と知恵を用いて、主にあって一致し、学生たちに聖書を教え、励ましていくことができますように。グーグリルメティス宣教師がうまくチームをまとめていくことができますように。


「片足でいのちに入るほうがよい」
北タイ・ミェン族 有澤達朗、たまみ

福音のため足を失う。山地伝道者としての再起のためお祈りを  「いま息をすることができ、命が保たれ、こうしてヤオジヤム兄さんに手紙を書くことができることを主に感謝します。[中略]
 二〇〇六年末、私は多くの教会から呼ばれ、クリスマスのご用に走り回りました。最後に一つの教会から説教依頼の手紙を受け取り夫婦で出かけました。奉仕を終え翌朝、オートバイで帰る途中、大型トラックに側面から衝突され、私の足は膝の下からもぎ取られ、家内はトラックの下に巻き込まれ腰を強打しました。でも神様に感謝します。このような試練でしたが、二人ともまだ命があるのです。[中略]
 今では、家内も仕事をすることができず、私も教会の働きも、畑仕事に戻ることもできません。小さな二人の息子を世話をするのもままならず、親自身が他人に食事のお世話をしてもらう身になりました。教会のことが心配で心が痛みます。山岳地方の教会ですから、足が無い私など何の役にも立ちません。体も心も弱くなりました。ヤオジヤム兄さん、私たち夫婦がこれからどうするべきか祈ってください。兄さんの知り合いの先生方にも祈っていただきたいです。無くなった足は繋がるのですか。分かりません。涙を流しつつ心から書きました。」[後略]
 これは、ある国から「ヤオジヤム」(有澤)宛に来た手紙です。車は右側通行なので、右路肩を走行中のオートバイ運転者は左足を失いました。「車椅子を贈っては?」と思われた方がいらっしゃるかもしれません。しかし山地ですからバイクで行ける所まで行き、あとは何時間も歩くというのが伝道・牧会の方法です。左足が無ければバイクのギヤチェンジができません。「手があるから炊事ができるはず」と思われた方もいらっしゃるでしょう。でも食事は薪割り、火起こし、鶏を追いかけて捕まえることから始まるのです。
 彼の心の痛みは単に足を失ったことから来るのではありません。教会が増え続けるのに、それに追いつき、聖書のことばで養うために出かけて行くことができないということが苦しみなのです。
 翻って、五体満足で教育があってもキリストに身を捧げない人が多い国はどうしたらよいでしょう。ミェン族伝道のために日本からも献身者が興されるように一年間祈り続けました。導かれている方は応答してください。

【祈りの課題】
1.6月20日にタイへ、21日にシンガポールでデピュテーションを続け、7月からタイでの第4期宣教に就きます。20日まで北海道の家族と福音を分かち合うことができますように。
2.宣教第4期で何に重点を置いて奉仕するか、明確な導きを知ることが出来るように。焦点をはっきり絞り前進することができますように。


「SAWと何を見てきたか?」
日本 佐味湖幸

第3回アガペー子供開発センター卒園式  OMFでは、Serve Asia Worker(SAW)というプログラムがあり、三週間から十一ヵ月の期間、宣教地でOMFの宣教師と共に過ごし、その働きのお手伝いをすることができます。今までも、日本から数人がこのプログラムを通して、短期の宣教経験をしてきました。また私も含め、多くの宣教師はこのような短期宣教の経験を持っています。
伊藤姉礼拝で証しをする  さて、先月号でもお知らせしましたように、この三月半ばから四週間、私はこのSAWの働き人、伊藤祐子姉とフィリピンを訪問、共に奉仕してきました。伊藤姉は、アメリカの神学校でキリスト教教育を学んでこられ、長年日本のキリスト教幼稚園で教師として、また、園長として働いてきた方です。私の前宣教地フィリピン、ミンドロ島ピリ村のアガペー子供開発センターの話しを聞き、その教師たちを訓練する必要(教育学部を出ていても、キリスト教教育や幼児教育の訓練がないため)があることを知って、『私で役に立つなら』と今回申し出てくださいました。三月二三日の卒園式をすぐに控えたセンターは、卒園式の準備で忙しくしていましたが、どのように日々の保育がなされているのかを少し見る事ができ、卒園式後は、スタッフたちとキリスト教幼児教育について、理論と実践のセミナーを四日間もちました。幼児の心と体の社会性の発達や霊的必要についてのレクチャーに続き、絵を描くこと、子供を集中させる方法や指や体を使った遊びなど具体的な指導法を色々と教えていただきました。先生たちも子供に返った感じで、とても楽しんでいました。六月から始まる新しい年度の指導に大いに役立つ事と思います。
折り紙も教えました  私はこの間、伊藤姉の通訳をする傍ら、ピリ聖書教会、マニラ日本語教会で礼拝や前述の卒園式など計四回説教をする機会が与えられました。短い間でしたが、ミンドロ・バイブル・カレッジのかつての教え子たちやマニラでかつて働いた貧民街の幾つかの教会の友人たちとも再会でき、互いに主の内にあることの幸いを覚え、祈り合うことが出来、本当に感謝でした。

【祈りの課題】
1.フィリピンは6月から新しい年度が始まります。それぞれ夏休みを終えて学校に戻っていく子供たちのために。ピリのアガペー子供開発センターの働きが今年度も祝福されるように。
2.モービライゼーション(動員)の働きの上に知恵が与えられるように。さらに多くの日本の教会が世界宣教の重荷を負うようになり、具体的に動けるように。


「主にある希望」
カンボジア・クロチェ  今村裕三、ひとみ

見事なピラミッド型の年齢分布です。若い世代に福音が届きますように。  去年までプノンペンで奉仕をしていたカルメット教会の壮年のK兄が亡くなりました。早天祈祷会後に一メートルも飛ぶ吐血をし、病院に担ぎ込まれ十二日間の闘病生活でした。K兄と私たちは家族ぐるみで仲が良く、特にK兄は三輪バイクの運転手で、日本人の来客の送迎をいつも気持ちよくしてくれていました。寡黙でいつも笑顔が絶えず、特にこの一年間は熱心に聖書を読み始め二回も通読を終えたそうです。約二年前、彼は突然仕事を解雇され経済的に苦しくなりました。四人の子どもの内二人はまだ学生です。妻は教会で食事作りの奉仕を週三回もする忠実な奉仕者です。そしてカルメット教会は一週間後に新会堂の献堂式を控え準備にみんなが追われている時期でした。「何故こんな時に、この人が!」と言う思いが頭をよぎります。
 彼は吐血と輸血を繰り返し、肺に水が溜まるという苦しみの中で「神様は一人だけ。その神を信じ続けるように」と子どもに言い残し、死ぬ数時間前には「天国が見える。そこには痛みも苦しみもない。」と言ったそうです。K兄は教会のリーダーでもなく目立たないおとなしい人でした。しかし彼は御言葉によって変えられ素晴らし証を残しました。同僚の宣教師は「彼は一粒の種としての一生を終えた」と言いました。大きな会堂を建て祝おうとする直前に神様は会堂の中身を問われたかの様でした。K兄の家族、カルメット教会員がそして私が尊い一粒の種の死を生かすことが出来るようにお祈り下さい。(ひとみ)
 四月に入り、火炎樹の花が咲き始め、燃えるような真っ赤な花が目に飛び込んできます。イースターの日曜日に洗礼式を持ちました。子どもも入れて全部で十七人が主に従う決心を表明しました。そのなかに、四月号で祈っていただいたリンおばあさんの孫娘ソッピアップちゃんの姿もありました。お祈りを感謝します。洗礼を受けた一人一人がこれから主にあって成長できますように祈ってください。
 子ども・青少年伝道の必要性については、カンボジアの人口統計(一九九八年、図)を見ると、明快です。平均年齢が十九・九歳(二〇〇五年概算、日本は四十三歳)、年齢別の割合は、九歳以下二十八・九%、十四歳以下四十二・八%、十九歳以下五十四・六%となっており、カンボジア人口の半分は未成年ということになります。ポルポト時代の影響もあり、両親の離婚、子どもへの虐待なども多く見られ、教育も充分に受けていない子どもが多いのが現状です。多くの団体が入って子どもたちへの働きは広まっていますが、教会開拓(教会奉仕)の枠組みのなかで、子ども・青少年伝道が進められていくことも必要だと思います。教会開拓チームの中からだけでなく、現地の教会員の中に、子ども・青少年伝道に重荷を負って働きをする人材が与えられるように祈ってください。(裕三)

【祈りの課題】
1.洗礼を受けた一人一人の信仰のために。フォローアップの学びが祝福されますように。
2.人口の半分以上を占める未成年に福音が届けられますように。また、都市だけでなく、総人口の85%以上が住む田舎にさらに働き人が与えられますように。

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