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2014年1月号  page1  page2


「深圳(しんせん)に行きました」
日 本 ディアスポラ伝道 横山好江

ケンプ部長はイギリスからスカイプで会議に参加  二〇一四年の年頭にあたり、祈りの友の皆様と共に、宣教の主を仰ぎつつこの年を始められますことを心から主に感謝します。旧年中もお祈りに支えられ主から託された奉仕にあたることができました。本年もどうぞよろしくお願い致します。
 先月号で報告させていただきました、オックスフォードから関西に戻られた方は、滋賀県でフォロアップして下さる牧会者が与えられ、交わりが続いています。感謝です。この方が主の許に荷を降ろし、主イエスの救いに与ることができますよう、お祈りいただければ幸いです。
 同じく、私が個人的にフォローしているHさんと十一月に何度か会い、イギリスのホストマザー(クリスチャンの独身女性)を通して主イエスの救いに与っていたということが分かりました。帰国に集う教会もご紹介できました。主の導きを求めつつ教会の戸を叩いておられます。日本の地でも「ここだ」という神の家族が与えられるようにお祈りいただけると感謝です。
鹿島師夫妻と深圳で  十一月五~九日はディアスポラ伝道部リーダー会議が香港で行なわれました。私達の部専任の財務担当の責任者を祈り求め、ついに与えられたのが六月でした。カナダのトロントに住むS姉妹は、現地の大学の財務関係の仕事に約三十年間携わり、それを退かれ、夫君を亡くされて、主の導きを求めておられた所に、この話が届いたそうです。「主が必要としておられるなら」と信仰を持って応えて下さり、ディアスポラ伝道部リーダー達と初の顔合わせとなりました。S姉妹はOMFの複雑な会計処理に馴染み、ディアスポラ伝道部の世界に散らばる働き人の様子を知り、リーダー会議の話し合いをよく理解して下さいました。トロントを発たれる数日前に初孫が与えられたということで、「孫を抱きたい」との思いを胸にお別れの時となりました。長い間財務担当者を祈り求めてきましたが、正に主は、主の時に主の方法で相応しい器を与えて下さいました。S姉妹が祝され整えられ用いられるようにお祈りいただけると感謝です。
 ディアスポラ伝道部の部長、ケンプ師はリウマチと診断され病欠期間にありましたが、十一月一日より一日三時間、仕事をしてよいと医療チームより許可が出、スカイプで参加することができました。とはいえ結局はイギリス時間で午前一~九時と私達の会議に付き合い、それが終わると医者に行くという日々だったようです。年明けから仕事に完全復帰したいと願っています。主の癒しと回復のために、どうぞお祈り下さい。
 会議が終わってから、香港インマヌエル日本語国際キリスト教会の聖日礼拝で説教奉仕をさせていただき、鹿島義喜先生、理香先生がもう一つ住まいをお持ちの深セン(しんせん。「せん」はつちへんに川と書きます)に二泊させていただきました。理香先生が香港の方ですから国境をまたいだ深せんで物件を借りるのも比較的問題なくできるようです。中国第四の都市での邦人宣教の様子を伺い御名を崇めました。鹿島先生は「訪問者歓迎します」とのことです。興味のある方は先生にどうぞご連絡下さい。
kashimayoshiki@hotmail.com

【祈りの課題】
1.クリテル宣教師夫妻が今年のはじめにディアスポラ伝道部の働きをメルボルン(オーストラリア)で再開します。新しい環境での働きを主が祝して下さいますように。
2.ディアスポラ伝道部、在外邦人ワーカーの修養会(ヨーロッパ版)を3月に予定しています。その準備が御心の内に進められますように。


「今年の目標は?永遠の目標は?」
北タイ・ミェン族 有澤達朗、たまみ

メルボルン湾のフィリップ島で  新年、あけましておめでとうございます。昨年のご支援を感謝し、今年もミェン族宣教のためお祈りくださるよう、謹んでお願いいたします。
 昨年十一月、私と一緒に日本語の聖書を読んでいた日本人女子学生が、信仰告白をしました。皆様のお祈りを心から感謝いたします。信仰の告白をして後、最初の日曜日は私と一緒にメルボルン日本語礼拝へ出席。今まで賛美を歌っているのかどうかよくわからない様子でしたが、その日は歌詞の意味が心にどんどん入って行くようで、泣きながら歌っていました。司会者の方がその姿を会衆の中に見て、「神様を信じて変えられましたね。本当に良かった。神様は素晴らしい」とご自分のことのように大喜びでした。英語教会と留学生キリスト者学生会での友達である空ちゃんが、「リリー(この女子学生の英語名)は変わった!」と喜んでいます。空ちゃんも一昨年はそうでした。
論文の展望  リリーちゃんの次に、神様は日本滞在が十五年以上になる、私たちと同年代の韓国人ご夫妻を送ってきました。ご主人は日本の大学で教えておられ、一年間の研究有給休暇でラトゥローブ大学に来ています。奥様は英語より日本語の方が良くわかる、ということで私とは日本語で不自由がありません。教会へお誘いしたところ、「実は韓国にいるクリスチャンの妹から、是非教会へ行くようにと強く勧められているのでよろしくお願いします」と言われ、現在私たちが出席しているバンドゥーラ長老教会とメルボルン日本語キリスト教会に出席しています。さらに、奥様は私と一緒に韓国語と日本語で聖書を読み始めました。
 私たちは主人の二年目の現地調査ということで、今月二十四日にメルボルンを発ち、シンガポール経由で二十七日にチェンマイへ戻ります。そのため、私の次にこの奥様と日本語で聖書を読む会を続けることが可能な方が必要です。是非お祈りください。そして神様の時に救いへ、ご主人ともども導かれますようにと祈っています。(たまみ)
近所の鴨  年頭の目標を立てましたか?まだの方はこれをどうぞ。
 問い。「人のおもな目的は、何ですか?」
 答え。「人のおもな目的は、神の栄光をあらわし、永遠に神を喜ぶことです。」
 この問いと答えで始まる『ウェストミンスター小教理問答』を初めて知ったのは、大学三年の春休み、キリスト者学生会の全国集会でした。当時KGK協力主事であられた唄野隆先生が熱をこめて「人間であることの目的」「神の栄光をあらわす生き方」「永遠とは?」「神を喜ぶとは?」についてとても分かりやすく講演をしてくださいました。その後の私のクリスチャン生活に多大な影響を残しています。
 この『ウェストミンスター小教理問答』を、メルボルン日本語キリスト教会の二人の会員の方と共に学ぶ恵みが、昨年七月から今年一月まで与えられました。ミェン語文法に明け暮れる日々で、週一回の教理の学びは、霊性と精神と知性を豊かに養うご馳走のようでした。筋の通った、明快、簡潔、緻密、網羅的で深遠なこの教理は、私たちの信仰に不動の土台と深さと喜びを与えてくれます。参加者の方たちも、毎週月曜のたまみの料理と教理の学びを楽しみに来てくださいました。ディスカッションがついつい午後十一時を過ぎることもしばしば。
 私は二〇年くらい前からこのカテキズム(教理問答書)をミェン語に翻訳したいと考えていましたが、第四問の壁にぶち当たり、日々の目前の奉仕に明け暮れ、手付かずの状態でした。
近所のエミュー  問い四。「神とは、どんなかたですか?」
 答え。「神は、その存在、知恵、力、聖、義、善、真実において、無限、永遠、不変の霊です。」(「霊です」を最後に持ってきた私なりの訳です。)
 なんという抽象名詞の連続でしょうか?英語とミェン語では類型論的に言語の性質がまったく異なるのです。ミェン語を学び始めた時、「ウェストミンスターを訳せるミェン語の力がほしい」と思いました。
 ルターのカテキズムはタイのミェン族牧師によって翻訳され去年出版されました。これはベトナムのミェン族牧師研修会でも使われています。
 しかしここ半年、ミェン語文法執筆と『ウェストミンスター小教理問答』の学びを同時に行って、「訳したい」という強い願いが再び沸いてきました。論文が終わったら、したいことはあれと、これと、それから・・・。ミェン教会のための働きはいろいろあります。ミェン族宣教のため新しい働き人が複数加えられるようにお祈りください。(達朗)

【祈りの課題】
1.メルボルンに残して行く空ちゃんとリリーちゃんのバプテスマ準備のため。韓国人ご夫妻と、韓国語か日本語で聖書の学びを担当してくれる人が与えられるように。
2.ミェン族教会が、第一に神様の栄光をひたすら求めるように。牧師たちが聖書の忠実な講解と、正確で深い教理教育ができるようになることを助ける文法書を書くことができるように。


「スカイプする?」
シンガポール 佐味湖幸

牧野先生、ビックリ訪問!  「では、詳しい事は近い内にスカイプで話しましょう。シンガポールとそちらは時差六時間ですから、そちらの午前九時、シンガポール午後三時くらいどうですか?」と、メールで宣教師候補者の方々としょっちゅうアポを取ります。
 そもそもスカイプとは何ぞや、と思っていらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんね。これはインターネットを通じてのテレビ電話のようなものです。OMFに申し込みをしてくる人たちと書類上だけでなく、なるべく『顔と顔を合わせて』相手の様子を見ながら話したいので、このスカイプが大活躍するわけです。いつも会話の始めにお祈りをしますが、このようなテクノロジーがあることを感謝し、またインターネット回線が遅い、または接続が悪い地域の人と話す時には、会話の間の接続がよい状態であるように守りも祈ります。
 時差六、七時間は、まだどちらも勤務時間内で話すことが可能ですが、時差十二時間以上ある所(南北アメリカなど)とのコミュニケーションはなかなか大変です。どちらかが夜遅くまで起きていなければなりません。時差七時間のヨーロッパでも、日中仕事や学校のある人なら、時間を合わせるのは至難の業です。また、コンピューターの画面を見ながらの会話というのは変な集中力が必要で、肉体的にはかなり疲れます。しかし、スカイプの後には、いつも不思議な喜びが心に溢れてきます。宣教師候補者一人一人と一緒に神様の導きを祈り、待つ。彼らと一緒に信仰の旅をする喜びです。先日もアフリカの候補者と経済的なサポートのことについて話をしました。アジアはどの国も、彼女の国と比べれば信じられないくらいに物価が高いです。当然、サポート金額も大きいわけですが、彼女はこう言いました。「今まで何度も神様が必要を満たして下さるのを体験してきました。今回も主のみ心ならば、主が満たして下さると信じます。」私、「そうね。金額が大きければそれだけ神様の偉大さを経験することになるよね。不可能という言葉のない方に期待していきましょう。」
 この新しい年もニューホライゾンズの働きのためにお祈りいただけると幸いです。

【祈りの課題】
1.ニューホライゾンズの候補者たち、また働き人たちの中には、アジアのある国々と比べると経済的に貧しい国々からの人たちがいます。主が必要を満たして下さるように、信仰を増し加えてくださるようにお祈りください。
2.2014年4月には6か月の一時帰国で日本に戻ります。それまで仕事のまとめ、引継ぎ、また帰国前の研修もあります。主の助けをお祈りください。

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