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2006年1月号  page1  page2


「主をほめ歌え。主はすばらしいことをされた。これを全世界に知らせよ。」

晩年のハドソン・テーラー師
主にあって新年おめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。

二〇〇六年一月元旦
OMFインターナショナル
日本委員会


○カバーストーリー「弱く小さい器をも」(後編)は、次号2月号に掲載させて頂きます。


「世界宣教の第一歩」
北タイ・チェンマイ 邦人伝道 野尻孝篤師・明子師

新集会場、ツリーと扇風機が同居  「なんてまぁ遠慮して借りて‥‥」と、今年の二月、私たちの集会場をご覧になった他国JCF(日本語キリスト教集会)の牧師夫人が思わず慨嘆されました。礼拝のために借りた中国人教会の一室の小ささに驚いたようです。四十脚ほどのイスで一杯な感じです。昨年の十二月、教会のスタートに伴い借用、クーラー無しなので、時にゲストの方が多いとだんだんと暑くも感じるようになり、思い切って隣の大ホールに部屋を変えることになりました。中国人教会側のひと月九千バーツと言うのを、市場での買い物の交渉よろしく六千バーツにまで、ついにまけてもらっての移転です。移転を前にして、このチェンマイ日本語教会のよい点、改善すべき点、この教会で何をしたいか、などのことが礼拝後、自由に語り合われ、それが模造紙にどんどん書かれて張り出されて行きました。移転に当たっても、なぜ大きい部屋が必要なのか、会堂に何を期待するか、などの最初のステップから皆で語り合われました。牧師がこう考えるからこうしようというのではなく、皆が「わたしの教会」をどう建て上げたいか、を確認し合える良い時となりました。教会学校の子供達は、礼拝後は思いきりスキップしてダンスしたいと言っています。今まで狭い部屋でさぞ窮屈だったのでしょう。
 このチェンマイから、隣接する国々に証し人を派遣するような「世界宣教のセンター」の教会を!と願っていますが、世界宣教の第一歩は、集会場の拡大と言う所から始まるのかな、とも感じています。「あなたの天幕の場所を広げ‥‥あなたは右と左にふえ広がり」(孝篤)
 先週八十一歳で受洗されたT姉ですが、洗礼式の緊張のせいか、式後ほっとされたのか、翌日から熱を出され入院されました(原因は別な所にありましたが)。日本語しか分からないからということで日本語教会の何人かの姉妹達が交代で付き添うということにもなり、思いがけない交わりと助け合いの輪が広がり感謝でした。最近は、日本から老後をチェンマイで過ごそうと、沢山の日本の方々が一時的に、あるいは長期滞在という形で住まわれるようになりました。二〇〇七年の団塊の世代の定年をも前にして、この方々のために私たち日本語教会が霊的な救いのメッセージばかりではなく、実際的な交わりと助けの手を差し伸べることが必要ではないだろうかと、長期的な展望を迫られている昨今です(明子)

【祈りの課題】
1.クリスマス聖日に洗礼を受けて新しい出発のカップルのために良き霊的成長を!
2.新しい集会場に多くの魂が集められるように。また、集会場の経済的な維持のためにもお祈りください。


「マノーボ族子供寮、5周年記念感謝礼拝」
フィリピン・ミンダナオ島 マノーボ族伝道 合田希保

5周年記念礼拝の様子(一部)  十一月二十四日(木)、昼食後、アネン師夫妻とダバオ市から、サントニンニョ村にある子供寮へと向かう。明日から行われる保健衛生プログラムや薬の販売配布の働きの為だ。夕方五時過ぎに到着。停電と水不足で、体を洗うのにバケツ一杯分の水と懐中電灯を使った。
 十一月二十五(金)〜二十六日(土)、二日間に渡り、二十人の各村々から来る、マノーボ族の薬販売担当の責任者達の薬売り上げリストに目を通し、足りない薬を補充・配布。お金の計算から在庫整理、後始末‥‥夜遅くまで、コンピューターの前でインプット。奥さんのマリアン師とホット一息コーヒーを飲んでから、体を洗い、十一時就寝。
寮の子供達の賛美  十一月二十七日(日)真夜中二時半頃から、料理をし始める音がする、気のせいか?いや、本当らしい。夜明け五時前には大勢の人のお喋りが始まる。マノーボ族子供寮が創立されて五年を祝う記念礼拝が持たれる為だ。お昼のご馳走の準備は、およそ四百人分。みんな、嬉しくて仕方ない様子。
 朝八時から十一時過ぎまで、感謝礼拝が捧げられた。マノーボ族独自の踊りや会衆賛美、御言葉も語られた。勿論、子供寮の約三十人の子供達も、賛美と踊りを披露した。大勢の人達の前で、堂々とした立派な子供達で、私の方が圧倒させられ、カメラを持つ手が震えそうになった程だ。またレンズの奥の子供達を見つめながら、神様からこの子供達との生活・交わりを頂いている事に、感謝の祈りと畏れが沸いてきた、と同時に、自分の能力の無さや働きの足りなさ事等を思わされたが、「全てを主の御手にお委ね致します。」という祈りに導かれた、私にとっても大切な礼拝の時であった。
 新しい年、神様はどの様に、この寮の子供達を導いて下さるのだろうか?年末年始は、ダバオで御言葉と祈りの時を持たせて頂こうと願わされている。皆様の尊いお祈り・お支えを心から感謝しつつ‥‥。

【祈りの課題】
1.新しい年も、マノーボ族の方々の中で、救われる魂が起こされますように。貧困の中にある、マノーボ族の伝道者・教会の働き人達の日用の糧などの必要が満たされ 、御言葉と祈りの働きに専念できますように。
2.奥深い山々に住む、マノーボ族の子供達が一人でも多く、学校に通え、学ぶ事が出来ますように。マノーボ族子供寮にいる子供達が、この特権(3食のご飯が食べられる、学校に通える、寮で過ごせる事)に感謝し、この機会を生かしていく事が出来るように。


「お別れと再会」
一時帰国中  西村信恵

日本の紅葉を楽しんでいます。  あけましておめでとうございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?私は今日本でこのニュースレターを書いています。今年は暖かいといわれていますが、私にはちょうどよい位の寒さで、このまま冬が過ぎていってくれないかしらと勝手に思ったりしています。十一月はカンボジアの仲間とお別れをしてシンガポールに寄って帰りました。カンボジアで以前働いておられ、今はシンガポールJCFでご奉仕されている入江姉ともゆっくり会うことができ、カンボジアの話にもいろいろ花が咲きました。シンガポールJCFの中高生の皆様とルビン島へサイクリングに行ったり、日曜日の礼拝に参加させていただいたりと、久しぶりに日本語での交わりも楽しませていただきました。礼拝では、当然ですが日本語の賛美で、よく知っている曲なのにとても懐かしく涙があふれそうになりました。日本に帰ってからは、秋の紅葉を楽しみながら、家族と過ごしています。先日はニャックルアンの宣教師からメールがきており、教会にずっと集っていた七人の洗礼式が無事に終わったとの報告でした。父親の許可がなかなか下りなかった青年、ずっと続けて聖書を読み続けて神様に出会った青年たちで、ここまで導いてくださった神様に感謝をしました。
 母教会の兄弟姉妹との再会と礼拝の時も感謝な時でした。カンボジアにいる間に、ご病気にかかられた方、ご家族を失われた方、受験の方、さまざまなニュースを聞いておりましたが、その中を神様によって一歩一歩導かれ、歩まれている姿を見ることができたことはとても嬉しく、また励まされることでした。
 二〇〇六年は、十一月まで日本にいて、いろいろな教会をまわらせていただきます。皆様にもお会いできることと思います。四年ぶり?の皆様との再会も楽しみにしています。私のカンボジアでの働きをご報告させていただくと同時に、皆様の神様との歩みがどのようであったのか、私も励ましを受けに行きたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。感謝して。

【祈りの課題】
1.1月は、沖縄方面、九州方面を巡回の予定です。それぞれの訪問が祝福されますように、また、カンボジアのことを覚えて祈る方が多く起こされますように。
2.健康が支えられ、主との歩みが守られますように。


「信仰告白・洗礼式」
在英邦人伝道 横山基生、好江

エバンズ牧師と共に洗礼を授ける基生師  新年明けましておめでとうございます。二〇〇五年の歩みが皆さんのお祈り・お支えによって進めることができ、心から感謝いたします。本年も主にあってよろしくお願い致します。
 お祈りを感謝し、十一月のご報告をさせていただきます。隔週で行なっているジャパニーズ・コーヒー・モーニングで、十四日は幼児祝福式を行い、八家族の参加がありました。一〜二年と短期滞在者と、国際結婚などの長期滞在者の方。このところ貸出の日本語キリスト教図書から本を持ち帰る方が多く、主が心を耕しておられる様子が伝わってきます。
 月曜学生聖研に来られて二年になるご夫妻の夫君が十月はじめに救われました。夫人にも主の御業は進んでいます。皆さんのお祈りに答えて下さっている主に感謝します。続けてお祈りいただけると幸いです。
 十一月三日の婦人聖研では、この秋から参加しているNさんが信仰告白のお祈りをしました。クリスチャンの夫君と結婚し、ご一緒にずっと教会に通っておられました。滞在一年の予定で四月にケンブリッジに来られ、イギリス人クリスチャンとの良き出会いも与えられ、ずっと積み重ねられていたことが、ここに来て心にスッと落ちて、救い主イエス様に応答することができました。婦人聖研でお会いするごとに主に近づいていくのが分かりました。三日にお祈りする前の週、イギリス人クリスチャンRさんとゆっくり話をした機会に、イエス様を救い主として心にお迎えし、三日の聖研ではそれを確認する形になりました。十一月二七日にロック・バプテスト教会で洗礼式が予定されており、ご本人・夫君とお嬢さん・関わった者達みなが一致して受洗が御心と示され、Nさん洗礼の喜びに共に与りました。横田さん一家、吉澤さん一家にとっても、ケンブリッジ生活のはじめに大きな恵みとなりました。Nさんの友人の日本人の未信者も何人か来られ良い証しとなりました。こちらで初めてキリスト教に触れ救われた人は日本で受洗するというのが私達の基本線ですので、ロック教会で日本人の受洗は初めて。教会員にとっても日本人伝道への励まし・力になったと、牧師達も喜んでいます。救いの主に感謝し御名を崇めます。
 その翌日から、英国で活動しているOMFメンバー(宣教師と英国各事務所のスタッフ)のコンファレンスに出席しました。三年に一度開かれるので、ちょうど私達はケンブリッジ滞在の最初と最後、二度出席できました。三年間OMFの交わりの中で活動できた感謝を前で感謝する機会が与えられました。欧州三ヵ国からの総主事やシンガポール本部からの方達とも豊かな交わりが与えられ、四月からの日本OMF委員会総主事代行の務めへの良き備えとなりました。

【祈りの課題】
1.1月7ー8日ドイツ・ハンブルグの日本人福音キリスト教会で礼拝説教等の奉仕、1月14日はベルギーのブルッセル日本語プロテスタント集会で礼拝説教の奉仕、1月15日は、ルクセンブルクの集会で御言葉の奉仕をします。
2.先の予定を考えて1月中にメドがつくまで荷造りをしたいと願っています。荷物を出来るだけ少なく引越し出来るようにお祈り下さい。

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